メタデータアレイを作成する
10 GB
(ギガバイト)のディスク領域があれば、
1000
万個のファイルが含まれるボリュームのメタデー
タを余裕を持って保管できます。つまり、
SAN
ボリュームのメタデータを保管するには、
2
つのドライブ
で構成される
RAID 1
(ミラーリング)アレイで通常は十分に対応できます。可用性を保証するために
予備ドライブをこのアレイに割り当てる場合は、
SAN
メタデータのために
3
つのドライブを使用するこ
とをお勧めします。すべての
RAID
アレイが
4
個以上のドライブで構成される場合は、次の手順に従っ
て、それらの既存のアレイのいずれかを小さなメタデータアレイに変換すれば、残りのドライブを再利
用できます。
1
3
つの予備ドライブがない場合、または
RAID
システム内のすべてのドライブがすでに
RAID
アレイに
使用されている場合には、
RAID
システム用の管理アプリケーションを使用して、既存のアレイを削除
します。このアプリケーションは、スタンバイ・メタデータ・コントローラまたはすでに設定したクライア
ント上で実行できます。
2
2
つのドライブを使用して、
2
つのドライブで構成される新しい
RAID 1
(ミラーリング)アレイを作成
します。
SAN
を設定する
17
3
3
つ目のドライブをアレイの予備ドライブとして割り当てます。
4
元のアレイの残りのドライブを使って、独立したアレイを作成したり、予備として使用するためにとって
おいたりできます。
これで、
2
つのドライブで構成される新しい
RAID 1
アレイに
SAN
メタデータを保存できる状態になり
ました。
SAN
ボリュームを作成するときに、この
LUN
をメタデータ・ストレージ・プールに追加するこ
とになります。
手順
7
: